捻挫のあとも足首の外側が痛い・すねの外側が重だるいのはなぜ?膝の横を通る神経の話|多摩市・聖蹟桜ヶ丘の整体院

捻挫のあとも足首の外側が痛い・すねの外側が重だるいのはなぜ?膝の横を通る神経の話|多摩市・聖蹟桜ヶ丘の整体院
多摩市・聖蹟桜ヶ丘の整体院、a Lux桜ヶ丘整体院の杉浦 輝です。
- ✓足首を捻挫してから、外側の痛みや違和感が残っている
- ✓すねの外側からふくらはぎの外側が、重だるい
- ✓脚を組んで座ったあと、足の甲や外側がピリピリすることがある
足首の外側が痛むと、「捻挫で靱帯がゆるんだから」と考える方が多いと思います。もちろん、靱帯や腱の問題は大切な確認ポイントです。
一方で、足首やすねの外側には、膝の横を通って下りてくる神経も関わっています。
今回は、膝の外側を通る「総腓骨神経(そうひこつしんけい)」に注目し、足首やすねの外側の症状を考えるための視点を紹介します。
捻挫のあとの痛みには、いくつかの原因があります
足首の捻挫のあとに痛みが長引く場合、靱帯の傷みが残っている、関節がゆるくなっている、腱に負担がかかっている、など、いくつかの原因が考えられます。
痛みだけでなく、しびれや感覚の鈍さ、力の入りにくさがないかも確認することで、状態をより整理しやすくなります。
解剖学の小話:膝の外側の骨のでっぱりに、神経が巻きついています
膝の外側を触ると、骨の小さなでっぱりを感じることができます。これが、すねの外側にある細い骨「腓骨(ひこつ)」の上端、「腓骨頭(ひこつとう)」です。
お尻から太ももの裏を下りてきた坐骨神経は、膝の裏で枝分かれします。その枝の一つである総腓骨神経は、この腓骨頭の後ろを巻きつくように通り、すねの外側へと向かいます。[1][3]
総腓骨神経は、すねの外側や足の甲の感覚を伝えたり、足首やつま先を持ち上げる筋肉を動かしたりする神経です。[1]
腓骨頭のまわりは、神経の逃げ場が少なく、皮膚のすぐ下を通っているため、外からの圧迫を受けやすい場所とされています。[1]
脚を組む、長くしゃがむ…圧迫で症状が出ることも
この神経が腓骨頭のあたりで強く圧迫されると、すねの外側から足の甲にかけてしびれたり、感覚が鈍くなったりすることがあります。さらに進むと、足首やつま先が持ち上がらなくなる「下垂足(かすいそく)」が起こることもあります。これを「腓骨神経麻痺」と呼びます。[1]
長時間脚を組む、ひざまずく、しゃがむといった姿勢も、こうした症状のきっかけになりうるとされています。[2]
なお、「捻挫のあとの足首外側の痛みの多くは、この神経の通り道での摩擦によるもの」と説明する治療家もいますが、これは確かめられていない臨床的な仮説です。足首外側の痛みには靱帯・腱・関節の問題も多く、神経が原因と決めつけることはできません。また、腓骨頭を手で誘導して神経の通り道を広げる施術の効果も、研究では示されていません。
相談するときは「しびれ」や「力の入りにくさ」も伝えましょう
足首やすねの外側の症状について相談するときは、次のような情報を整理しておくと役立ちます。
- ✓痛む場所は、足首の外側・すねの外側・足の甲のどこか
- ✓ズキズキ、ピリピリ、重だるい、感覚が鈍いなど、どんな症状か
- ✓つま先を持ち上げにくい、つまずきやすくなったなどの変化
- ✓脚を組む、正座する、しゃがむなど、症状が出やすい姿勢
- ✓捻挫やけが、ギプス固定などの経験
痛みだけでなく、しびれや力の変化も、状態を考えるうえで大切な情報です。
日常のケアは、膝の外側を圧迫しない工夫から
1.脚を組む時間を短くする
脚を組むと、上になった脚の膝の外側が圧迫されやすくなります。脚を組むくせがある方は、時間を短くする、左右を入れ替えるなど意識してみましょう。
2.長時間のしゃがみ姿勢や正座を続けない
作業などでしゃがんだり、ひざまずいたりする時間が長い方は、こまめに姿勢を変えて休憩を入れてください。
3.膝の外側を強く押したり、もんだりしない
腓骨頭のまわりは神経が皮膚の近くを通っています。気になるからといって、強く押したり、もみ続けたりするのは避けましょう。
こんな足首・すねの症状は、整体より医療機関への相談を優先
- 足首やつま先が持ち上がらない、つまずきやすくなった
神経の確認が必要です。早めに整形外科などを受診してください。[1][2] - しびれや力の入りにくさが、だんだん強くなっている
神経の状態を、医療機関で確認してください。[1] - 捻挫やけがのあと、強い腫れがあり体重をかけられない
骨折などの確認が必要な場合があります。[3] - 膝の外側にしこりや腫れがある
神経を圧迫するできものなどの確認のため、医療機関へ相談しましょう。[1]
腰痛とともに脚のしびれや脱力がある場合も、腰からの神経の影響を確認するため、まずは医療機関で相談してください。
多摩市・聖蹟桜ヶ丘で足首やすねの症状について相談したい方へ
足首やすねの外側の症状を考えるときは、足首の靱帯だけでなく、膝の外側を通る神経や、座り方・姿勢のくせにも目を向けることが大切です。
聖蹟桜ヶ丘で足首の痛みや脚の重だるさにお悩みで、整体への相談を検討されている方は、a Lux桜ヶ丘整体院の案内をご覧ください。医療機関で診断や治療を受けている方は、その内容や運動の制限もお伝えください。
足首の症状に加えて膝の痛みや腰痛が気になる場合も、それぞれの症状と生活への影響をお聞かせください。
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参考資料
Note
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