お尻の奥が重だるい・歩くとふらつく…お尻の筋肉と「上殿神経」から考える|多摩市・聖蹟桜ヶ丘の整体院

お尻の奥が重だるい・歩くとふらつく…お尻の筋肉と「上殿神経」から考える|多摩市・聖蹟桜ヶ丘の整体院
多摩市・聖蹟桜ヶ丘の整体院、a Lux桜ヶ丘整体院の杉浦 輝です。
- ✓座りっぱなしのあと、お尻の奥が重だるくなる
- ✓腰とお尻の境目あたりに、鈍い痛みが続いている
- ✓歩くときや片脚で立つときに、腰や股関節が不安定な感じがする
お尻の奥の痛みというと、「坐骨神経痛」や「仙腸関節(せんちょうかんせつ)のゆがみ」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
お尻には大きな筋肉がいくつも重なっていて、その間をさまざまな神経が通っています。痛む場所だけで原因を決めることは難しい場所です。
今回は、お尻の横側の筋肉に指令を送る「上殿神経(じょうでんしんけい)」に注目し、お尻の奥の痛みや歩くときの不安定感を考えるための視点を紹介します。
お尻の奥の痛みには、いくつもの原因が考えられます
腰からお尻にかけての痛みは、腰の骨や椎間板、仙腸関節、股関節、筋肉、神経など、さまざまな場所が原因になりえます。脚にしびれが広がる場合は、腰からの神経の圧迫が関係していることもあります。[2]
「どこが痛いか」に加えて、「どんな動きでつらいか」「脚にしびれがあるか」「力が入りにくいか」を整理することが大切です。
解剖学の小話:お尻の横の筋肉は、歩くときに骨盤を支えています
お尻の横側には、「中殿筋(ちゅうでんきん)」と「小殿筋(しょうでんきん)」という筋肉があります。脚を横に開く働きのほか、歩くときに片脚で体重を支える瞬間、骨盤が反対側に傾かないように支える大切な役割を持っています。
これらの筋肉に指令を送っているのが、上殿神経です。上殿神経は骨盤の中から、「大坐骨孔(だいざこつこう)」という骨盤の出口を通り、お尻の深い筋肉である梨状筋(りじょうきん)の上側から外に出て、中殿筋・小殿筋へ向かいます。[1]
上殿神経が傷つくと、中殿筋・小殿筋がうまく働かなくなり、歩くときに骨盤が反対側に傾くような歩き方になることがあると報告されています。[1]
「神経の通り道での圧迫」は、まだ仮説の段階
こうした構造から、「骨盤の傾きや腰まわりの膜の張りによって、上殿神経が骨盤の出口で圧迫され、お尻の奥の鈍い痛みや筋力低下につながるのではないか」と考える治療家もいます。
ただし、これは臨床的な仮説の段階です。研究で示されているのは主に神経の走行やけがによる影響であり、日常的なお尻の痛みがこの神経の圧迫から来ていることや、手技で神経の通り道を広げられることは確かめられていません。
また、上殿神経とよく似た名前の「上殿皮神経(じょうでんひしんけい)」は、お尻の皮膚の感覚を伝える別の神経です。名前は似ていても、働きは異なります。
この話から活かしたいのは、「お尻の痛みを、痛む場所だけでなく、筋力や歩き方、腰や股関節の状態も含めて確認する」という視点です。
相談するときは「歩き方の変化」も伝えましょう
お尻の奥の痛みについて相談するときは、次のような情報を整理しておくと役立ちます。
- ✓痛む場所は、腰とお尻の境目・お尻の中央・お尻の横のどこか
- ✓座りっぱなし、歩き始め、階段など、つらくなる場面
- ✓太ももや脚に、痛みやしびれが広がるか
- ✓片脚で立ちにくい、歩くと体が左右に揺れるなどの変化
- ✓転倒、手術、注射など、きっかけになりそうな出来事
周りの方から「歩き方が変わった」と言われた経験も、大切な情報です。
日常のケアは、座り方と歩き方の見直しから
1.座りっぱなしをこまめに区切る
長時間座っていると、お尻まわりに圧がかかり続けます。30分〜1時間に一度は立ち上がり、少し歩いてみましょう。
2.痛みの強くない範囲で、歩く習慣を続ける
腰やお尻の痛みがあっても、できる範囲で日常の活動を続けることが回復を助けるとされています。[3] 痛みが強くなる場合は、無理をせず距離や時間を調整してください。
3.お尻を強く押し続けない
テニスボールなどでお尻を強く押し続けたり、痛みを我慢してもんだりする必要はありません。しびれや痛みが増す場合は中止してください。
こんなお尻・腰の症状は、整体より医療機関への相談を優先
- 脚の力が入りにくい、歩き方が急に変わった
神経の確認が必要です。早めに整形外科などを受診してください。[1] - 両脚のしびれ、お尻まわりの感覚の鈍さ、尿や便の出方の異常
緊急性の高い状態の可能性があります。すぐに医療機関へ相談してください。[3] - 発熱や体調不良をともなう、急に強くなった痛み
感染症などの確認が必要な場合があります。[3] - 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める
ほかの病気の確認のため、医療機関で相談しましょう。[2]
股関節の手術やお尻への注射のあとから症状が出た場合は、まず処置を受けた医療機関へ相談してください。
多摩市・聖蹟桜ヶ丘で腰痛・お尻の痛みについて相談したい方へ
お尻の奥の痛みを考えるときは、痛む場所だけでなく、お尻の筋肉の働き、歩き方、腰や股関節の状態にも目を向けることが大切です。
聖蹟桜ヶ丘で腰痛やお尻の痛みにお悩みで、整体への相談を検討されている方は、a Lux桜ヶ丘整体院の案内をご覧ください。医療機関で診断や治療を受けている方は、その内容や運動の制限もお伝えください。
お尻の痛みに加えて膝の痛みや肩こりが気になる場合も、それぞれの症状と生活への影響をお聞かせください。
多摩市・聖蹟桜ヶ丘のa Lux桜ヶ丘整体院の案内・お問い合わせ
a Lux桜ヶ丘整体院へのアクセス
京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」から徒歩4分。一ノ宮・関戸・多摩センター周辺からお越しの方も、道順をご確認のうえご来院ください。
電車でお越しの方
京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」下車 徒歩4分
(百草園駅から約2分、高幡不動駅から約2〜3分、府中駅から約5分)
バスでお越しの方
「聖蹟桜ヶ丘駅」下車 徒歩4分(永山駅から約12分、多摩センター駅から約17分)
※「霞ヶ関橋」バス停からも徒歩4分でお越しいただけます。
参考資料
Note
症状や健康について
役に立つ情報を発信しています!


