膝の内側が痛い・ピリピリするのはなぜ?軟骨と神経から考える|多摩市・聖蹟桜ヶ丘の整体院

膝の内側が痛い・ピリピリするのはなぜ?軟骨と神経から考える|多摩市・聖蹟桜ヶ丘の整体院
多摩市・聖蹟桜ヶ丘の整体院、a Lux桜ヶ丘整体院の杉浦 輝です。
- ✓歩き始めや階段の上り下りで、膝の内側が痛む
- ✓膝の内側から前側にかけて、ピリピリする感じがある
- ✓膝の手術後、傷の周りの痛みや感覚の違いが気になる
膝が痛くなると、「軟骨がすり減っているから」「年齢のせいだから」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
変形性膝関節症は膝の痛みを起こす代表的な病気ですが、膝には関節だけでなく、筋肉や靱帯、皮膚の感覚を伝える神経もあります。
今回は、その中でも「伏在神経(ふくざいしんけい)」から枝分かれする小さな神経に注目し、膝の内側の痛みを考えるための視点を紹介します。
膝の内側の痛みは、場所だけでは原因を決められません
変形性膝関節症では、立ち上がりや歩き始めに痛みが出たり、階段の上り下りがつらくなったりすることがあります。診察では、痛む場所に加えて、腫れ、関節の動き、レントゲンなどを確認します。[1]
ただし、膝の内側が痛むというだけで、変形性膝関節症だと判断することはできません。膝の痛みには、半月板や靱帯の損傷など、ほかの原因もあります。[3]
「どこが痛いか」に加えて、「どんな痛みか」「何をするとつらいか」「いつから始まったか」も大切な情報です。
解剖学の小話:膝の皮膚にも、感覚を伝える神経があります
太ももから脚の内側へ向かう感覚神経の一つに、伏在神経があります。その枝の一つが「膝蓋下枝(しつがいかし)」です。
難しい名前ですが、膝の前側から内側にかけての皮膚の感覚などを伝える、小さな神経と考えると分かりやすいでしょう。[2]
この神経は、筋肉を直接動かすための運動神経ではありません。膝がガクッとする、力が入りにくいといった症状を、この神経だけの問題と決めつけることはできません。
ピリピリ・焼けるような痛みでは、神経も確認する視点に
神経の障害に関連した膝の痛みでは、「電気が走るような感じ」「焼けるような痛み」「軽く触れただけでも痛い」といった症状がみられることがあります。[2]
例えば、膝の手術後に、この神経が傷ついたり、手術後の傷あと周囲で圧迫されたりすることが、痛みの一因になる場合があります。
膝の手術後に膝蓋下枝の神経痛が疑われた55人を対象とする研究では、超音波検査や診断のための神経ブロックを用いて、神経が痛みに関わっているかを調べています。[2]
ただし、これは手術後の特定の患者さんを対象とした研究です。一般的な膝の痛みや変形性膝関節症の多くが、この神経の圧迫によって起きていると示したものではありません。また、整体で神経周囲をほぐす効果を証明した研究でもありません。
ピリピリするから神経の圧迫、歩くと痛むから軟骨の問題、と自己判断せず、症状に合わせて確認することが大切です。
相談するときは「痛みの質」と「困っている動作」を伝えましょう
膝の痛みを相談するときには、次のような情報を整理しておくと、状態を伝えやすくなります。
- ✓膝の内側・前側・裏側の、どこが気になるか
- ✓ズキズキ、ピリピリ、焼けるような感じなど、どんな痛みか
- ✓歩き始め、階段、立ち上がりなど、どの動作で困るか
- ✓腫れや熱っぽさ、皮膚の感覚の違いがあるか
- ✓けがや手術の前後で、症状がどう変わったか
腰痛や脚のしびれなどもある場合は、膝の症状と一緒に伝えてください。すべてを一つの原因に結び付ける必要はありませんが、併せて伝えておきたい情報です。
日常のケアは、状態に合わせて負担を調整することから
1.痛みが増す動作を、繰り返し続けない
立ちっぱなしで痛みが増す場合は休憩を入れるなど、負担のかかり方を見直しましょう。階段でつらいときは、手すりを使い、無理に急いで上り下りしないようにしてください。
2.運動は、診断や症状に合わせて選ぶ
変形性膝関節症では、太ももの筋力を維持する運動や、関節の動きを改善する運動療法などが行われます。[1]
ただし、膝の痛みがある方全員に同じ運動が適しているわけではありません。強い痛みや腫れがある場合、手術後の場合などは、医師や理学療法士の指示に沿って取り組みましょう。
3.ピリピリする場所を、強く押し続けない
痛みの原因を確かめようとして、気になる場所を何度も強く押したり、膝を無理にねじったりする必要はありません。ケアによって痛みやしびれが増す場合は中止し、医療機関に相談してください。
こんな膝の症状は、整体より医療機関への相談を優先
- 膝が赤く、熱を持って腫れ、発熱や体調不良もある
感染などの確認が必要な場合があります。速やかに医療機関を受診してください。[3] - 強い痛みがあり、膝を動かせない・体重をかけられない
無理に歩いたり、整体で様子を見たりせず、速やかに医療機関へ相談してください。[3] - 膝が大きく腫れた、変形した、引っかかって動かない、繰り返し崩れる
関節や靱帯などの確認が必要です。早めに整形外科などを受診しましょう。[3] - 数週間たっても改善しない痛みや、続く感覚の異常がある
「年齢のせい」とそのままにせず、医療機関で状態を確認してください。
手術後に痛みや感覚の違いが続いている場合は、まず手術を受けた医療機関へ相談しましょう。
多摩市・聖蹟桜ヶ丘で膝の痛みについて相談したい方へ
膝の痛みを考えるときは、関節の状態だけでなく、痛みの感じ方や日常生活で困っている動作にも目を向けることが大切です。
多摩市・聖蹟桜ヶ丘で膝の痛みについて整体への相談を検討されている方は、a Lux桜ヶ丘整体院の案内をご覧ください。医療機関で診断や治療を受けている方は、その内容や運動・施術の制限もお伝えください。
膝の痛みに加えて腰痛や肩こりが気になる場合も、それぞれの症状と生活への影響をお聞かせください。
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